コミック星新一


 これ3年前の単行本だったんですね。(いまごろ)


画像・キタイラスト0073

 「コミック星新一 午後の恐竜」「コミック星新一 空への門」(秋田書店)の二冊
 
 星新一作品(ショートショートと長編)は中学から高校にかけて熱病のように毎日読みまくってましたけど、いざ漫画で描けと言われたら間違いなく怖じ気づくでしょうねえ。恐ろしい仕事です。

 星新一作品の中には視覚化するとすぐにネタバレしちゃうものが結構あって「ゆきとどいた生活」「夜の事件」は漫画向きじゃないかもなあって思うんですけど、小田ひで次さんの絵は不思議と星新一作品との相性がいいみたいですねえ。星新一で単行本1冊描いてくれないかしら。

 絵に馴染みがあるせいか、鬼頭莫宏さんの「空の門」小田ひで次さんの「箱」が特に気にいりました。どちらも原作と較べるとウェットな仕上がりになってます。


Posted: 金 - 4月 28, 2006 at 10:05 午後