ポニョ2回目【ネタバレ】


 ということで、きのうまた観てきました。

 やはり、どのシーンもあまねく愛おしい。素晴らしいです。

 この映画が期待はずれだった人には、どうしてここまで北道が入れあげるのか首を傾げるでしょうが、気に入ってしまったのだからしょうがない。自分でもよくわかりません。おつむの程度が5歳児なのかも。

 結局、自分が観たいと思っていたものを観させてもらえたということにつきるのだと思います。私がナウシカ以降トトロを除いたほとんどの映画で欠落してると感じていたものを「崖の上のポニョ」でいっきに埋めてくれたという感じです。自分の中では最高傑作ですね。異論は認める。

 前回は物語的にラストが弱いかなあと感じたんだけど、初見では聞き逃してたり勘違いしてた台詞もあって、今回は納得して観れました。まあ経済界を牛耳る大財閥の娘が家を飛び出して勝手に男を作っちゃった、みたいな話ですからね。父の通帳と印鑑持ち出して。ラストは頼りない父親はさておいて両方の母親が出向いて示談で解決と。いや冗談ですが。

 「ポニョ」はどのシーンも印象的なのですが、特にフジモトが絡んでくるシーンはユーモラスで気に入ってます。ちょっとズレた生真面目ゆえの可笑しさがとても良いです。ホームズのモロアッチ教授な感じに似てますね。あと嵐のあと緑のバケツを手にして現れるポニョのシーンは毎回涙腺が緩みます。別に泣かせるところじゃないんですがホロッときます。

画像・ポニョ映画パンフ

 映画館で購入した「崖の上のポニョ」のパンフレット。パンフって何十年ぶりだろ?

 3回目はもっと大きなスクリーンで観たいです。
 まだ一度も経験が無いデジタル上映で観てみたいなあ。


Posted: 水 - 7月 23, 2008 at 11:26 午前