漫画「青春少年マガジン1978~1983 」 アマゾンで買えばいいやと、のんきに構えてたら在庫切れで焦った。
でもまあ、大阪行ったついでにそのへんの大きな書店に寄ればいいやと、のんきに構えてたら全然見あたらなくて、店内の端末で検索してみたら取り寄せ扱いになってて焦った。
じゃ、漫画ばかり扱ってる老舗の漫画専門店なら売ってるだろうと、難波のなんとかランドって店へ意気揚々と行ったものの、姿も影もなくポスターもなく、もしかして今月に発売されてたってのは勘違い? などと自分の記憶力に自信を失いかけているところで アシぢる嬢の助け船。 ごく普通の小さい書店だけど以前も見つからない単行本がそこにあったということで、ダメ元でその本屋へ行ってみたらなんと無事見つかりました。目利きの書店員さんに感謝!(漫画のスペースあんなに狭いのに) たぶんジュンク堂あたりまでいけば普通に売ってたと思うんだけど、そこまでしなくても買えるだろうとタカをくくって行動したのが失敗でした。ていうか初刷の部数を営業の人が読み間違えたんじゃなかろうか。 『青春少年マガジン』というのは『What's Michael?』『柔道物語』などで有名な漫画家の小林まことさんによる自伝漫画です。講談社からKCデラックス(全1巻)として発売されてます。 で、この漫画の中に登場する栗原編集長にはデビューして間もない頃に2度ほどお会いしたことがあるような気がします。 いまでもよく覚えてるのはスカタン野郎の第2話のプロットか何かを担当さんと打ち合わせしてるときに、せっかくだから編集長にも見てもらいましょうってことになって見て頂いたら「主人公を病気にしてネタを作るのはダメだ」のひとことでその場であっさり没に。確かに物語を動かすために病気にしちゃうってのは安直だったなあと今でも気をつけてます。 うろおぼえながら没になったのがどういう内容の話だったかというと、スカタン野郎の主人公の定吉がホームレス生活で風邪かなんかで体が動かなくなって、屋台のタコ焼き屋の中年夫婦に拾われて、なんやかんやいろいろあって体の模型細胞が暴走して巨大なタコになって、最終的にはタコ焼きの具にされて大阪市民に食べられてしまうみたいな話だったんだけど、食べられたあとどうするつもりだったんだろう? まったく思い出せません。当時は読み切り扱いだったから何も考えてなかったんでしょうね。 あ、思い出した。そのタコ焼きを食べた人が定吉の自己修復能力で集まってきてお互いくっついて巨大な人体模型になるみたいなラストだった。作画大変すぎだろ(描かなくてよかった……) で、そのネタはのちに姿を変え「定吉の全細胞模型が暴走して○○になる」という形でサルベージしています。よいこも見てるかもしれないので伏せ字にしました。 そんなこんなでいろんなことに思いを馳せながら「青春少年マガジン」読み終わりました。当時のマガジンに興味のある方もそうでない方も買って損はないです。 (追記)ぎゃ!検索したらアマゾンが「在庫あり」に。 【関連リンク】 ・amazon/KCデラックス「青春少年マガジン1978~1983 」小林まこと著 |
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Total entries in this category: Published On: 4月 30, 2013 03:11 午後 |