ポニョ100点【ネタバレ】 さっそく朝イチで観てきましたよ。120点中100点です。
いろいろ情報が飛び交うまえに観に行かなくてわ!ってことでさっそく観てきました。
近所の映画館は初回が9時20分だったので、この時間ならそれほど混まないかなと映画館まで行ったら、すごい行列で入り口に人があふれていてビックリしました。・・・と思ったら親子連れの半分はポケモンの客でした(ポケモン強し!)客の入りとしては7割って感じでしょうか。 で、映画を観た感想ですが、公開されてまもないし長々と書いてもしょうがないのでサクッといきますと非常に良かった。大満足です。架空の街なのに実在感のある絵作りや演出力はさすがだなあと思うし、背景美術も素晴らしいし、アニメートそのものも素晴らしかった。久々に我を忘れて画面に集中できました。なんというか林明子さんの描く絵本の世界と宮崎監督の破天荒な世界が交差するような感じで、非常に好きですねこういうの。 ただ近年の宮崎作品の傾向なんですが、物語的にラストがやっぱり弱いんですよね。弱いというかあっさりというか粘りが無いというか適当というか回収しないというか、つまり多くを説明せず適当にはしょって結論だけ提示して、ハイおしまい!・・・みたいな。なので個人的には120点中100点。 どうして80点とせずに120点中100点かというと、現在の宮崎監督に対する私個人の期待感を、充分に満足させてくれたからでしょうね。もののけにしても千尋にしてもハウルにしても最近の自分は映画が始まった瞬間からまるでいじわるな姑のようにダメ出しをしながら観てしまう傾向があったんですが、今回のポニョに関してはこちらが何か考えようとする前に宮崎監督が先手先手を打ってくる感じでうまくのせられてしまいました。純粋に宮崎駿に酔うってのは久々だったのでとても嬉しかった。 今回ポニョに対して辛口の批評や点数をつけてるひともいますが、それはそれで否定するつもりはありません。なんかわかるような気がします。宮崎監督に対する期待感というのは人それぞれでしょうし、映画として物語の構成として完成品として認められないって人がいてもおかしくない。細かいことが気になって置いてけぼりになった人もきっといるはず。 でも自分はこの映画のポニョの世界がとても気に入ってしまって、映画を観終わった後「これで終わりではもったいない、この登場人物とこの海と港町を舞台にしてもう1本作ってくれ!」と渇望してしまったくらいなので、つまり「ポニョ100点」で良いのであります。 あと声優に関してですが、今回はどれも気に入ってます。特に子役の宗介がヨカッタ。トトロのサツキとメイは(大人の演技力が必要だから)声優で正解だったけど、ポニョに関してはふたりとも子役で大正解でしたね。子供が演じてるからこそふたりのやりとりが純粋に楽しめたんだと思います。場内も笑いに包まれてました。 それからこれは激しくネタバレですが、最後のエンドロールはトトロみたいに止め絵でもよいから、ポニョと宗介や脇役の面々などの後日談をみせるべきでした。(あれで映画の印象はだいぶ変わったはずなのに!)非常にもったいないです。 ということで、いつまで上映されるか知りませんが、たぶんあと2回くらいは観に行くと思います。おわり。 |
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Total entries in this category: Published On: 4月 30, 2013 03:11 午後 |