指輪の思い出


 虫の知らせでしょうか、頭の中で「ロードオブザリングSEE」という言葉が突然浮かびまして「おおいかん、予約するの忘れてた、てかもう発売されてる??」と、amazonで確認したら、発売日は2月2日(猫の日)でした。よかったよかった、迷わずポチッ。

 そういえば「王の帰還」は劇場で見て以来一度も観てない。内容もだいぶ忘れてしまった。この機会に「旅の仲間」から観直してみようかしら。というか、実は3本の中では「旅の仲間」が一番好きだったりして。

 そもそもこの映画に興味を持ったのは、ちょうど「二つの塔」が劇場公開されてた頃、寺田克也さんのHP見てたら、日記にCGキャラの「ゴラム」をべた褒めしてる一文がありまして、それで少し関心を持って、数日後、たまたま寄った本屋に1本だけ「旅の仲間SEE」が売ってたのを、うっかり衝動買いしてしまったのがきっかけです。

 で、観てみたらですね、ホビット族の「サム」が、かな~り気に入ってしまいまして、指輪をご存じない方にも分かるように具体的に例えますと、世界名作劇場「小公女セーラ」の「灰かぶりのベッキー」みたいな役どころといいましょうか、突然大変な運命を背負わされ、マイナス思考で、悲観的で、ことあるごとにボヤきまくる(←ひどい)「フロド」の傍らで、常に希望を語り続ける存在が、われらが「サム」なのでございます。ワタシはこういうキャラには昔からめっぽう弱かったりする。映画「旅の仲間」のラストシーンも、「二つの塔」のラストシーンも、ぼやくフロド&希望を語るサム、というすばらしい構図で終わってます。

画像・キタイラスト0010

 映画「王の帰還」では、どうだったっけな? さすがのサムも苦戦していたような気がしますが、いや、その苦戦ぶりがまた泣けるというか。(・・・実は細かいシーンはおぼえてなかったり)

 まあ、サムは最高ってことで。

【関連ページ】
・amazon.co.jp/DVD/ロードオブザリングSEE
・HERALD ONLINE/ロードオブザリング人物相関図
・日本アニメーション/小公女セーラ
・terras book(寺田克也氏)


Posted: 日 - 1月 23, 2005 at 09:53 午後