ブリダイコンその後


 前回の続きです。

 結局、照り焼き用のブリの切り身は塩焼きにして食べて、ブリ大根用にはそれ用のアラを買うことにしました。その理由は「切り身はゼラチン質が無いので食感がパサパサに」なりそうなコトと「値段が高い切り身で失敗したら目も当てられない」から。そもそも切り身三枚じゃぜんぜん足りないし。

 スーパーでブリ大根用のパックがあったのでそのまま買ってきました。三枚におろした骨付きの部分とか、ひれとか、頭かち割ったヤツとか、いろいろ込みで450円也。目玉だけは避けたいと思ったが、どれも目玉付きだった。いらないのに。

 作り方を調べたら、結構単純、要するに酒みりん砂糖醤油で煮込むだけ。気をつけるポイントとしては、ブリのアラを塩で締めて、湯通ししてきれいに水洗いすること。キモイ目玉はここで引っこ抜いてやった。あわあわ。

 で、(アルミ箔の)落としぶたをして、15分インターバルで1時間、いったん休ませて(ネーム中睡魔に襲われ寝ました)さらに40分ほど煮込んだんだけど、思ったより煮詰まりませんねえ。ご飯が炊けてしまったので、我慢できずに食べちゃいました。

画像・ブリ大根完成

 白髪ネギが無かったので、青ネギの白い部分と針ショウガ、あと柚子をすりおろしたものをかけて食べました。長時間煮込んだので、大根は非常に美味。ブリはまあまあな出来。煮詰まりが足りないせいか、ちと薄味でした。大量に作ったけど、これなら2日ほどでなくなりそう。ブリ大根とは大根を美味しく食べるための料理と心得たり。


Posted: 土 - 12月 18, 2004 at 11:50 午後